着物を洋服に例えると?難しくない着物選び〜卒業式は着物で〜

着物のこと
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

末娘のリクエストで卒業式は着物を着ることにしました。

最近は着物の人もめっきり減りましたね。

今日の卒業式では5人くらいいらっしゃいました。やっぱり高校卒業は特別な感じがあるのかなぁ……。

成人年齢も18歳に引き下げられたしね。

スポンサーリンク

着物の種類

着物も洋服と同じで『格』があります。

留袖

1番格上(正装)になるのは留袖』。結婚前の若い娘さんだと『振袖』ですね(*^^*)

花嫁のお母様が結婚式などでよく着ているあの黒い着物の裾部分に金銀でおめでたい柄の入ったアレです。

男の人で言うとモーニングや燕尾服、いわゆる礼服ドレスといったところです。

『留袖』には黒だけでなく『色留袖』と言って色味のあるものもあります。

訪問着

その次が『訪問着』

『訪問着』は『振袖』と同様に肩から袖、裾に流れるように柄が入っています。洋服でいうとフォーマルなスーツやドレス・ワンピースといったところでしょうか。

なのでこちらも結婚式や式典、卒業式などかしこまったシーンに着て行けます。

色無地

そして今回、私が卒業式で着た『色無地』。

『色無地』は万能選手ですね(*^^*)

『紋』の数で格が変わります。

一つ選ぶとすると一つ紋にしておけばフォーマルなところにも着ていけて使い勝手のいい着物です(*^^*)

五つ紋

背中・肩・袖と5ヶ所に「紋」が入っている事をいいます。

『留袖』には五つ紋が入っています。なので『色無地』にも5つ「紋」が入ることでそれと同様に扱われます。

三つ紋

背中・肩の3か所に「紋」が入ります。

五つ紋と同様にフォーマルな着物です。

一つ紋

背中に1つ「紋」が入っています。

1つでも「紋」が入っていると『訪問着』や『付け下げ』と同格の略式礼装になります。

スーツやドレスワンピと言った感じですね。

なので今回、卒業式にはこの「一つ紋」の『色無地』を着ていくことにしました。

付け下げ

一見『訪問着』と見分けがつきにくいのがこの『付け下げ』。

肩・袖・裾に独立して模様が入っています。

『訪問着』は流れるように『付け下げ』は独立して模様が入っています。

「格」でいうと『訪問着』より少し砕けた感じで礼装というよりオシャレ着になります。

『訪問着』と『小紋』の間に位置します。

イメージ的にはジャケットワンピースって感じですね(*^^*)

柄や合わせる帯によって入学式や卒業式にも使えます。

小紋

全体に柄が入っています。

完全にオシャレ着です。ちょっとしたお出かけ、お呼ばれに着ていきます。

合わせる帯によって使えるシーンも変わってきます。

『袋帯』を合わせると少しかしこまった感じ。『名古屋帯』を合わせるとカジュアルな感じですね。

洋服で言うと、ジージャンやカーディガンを羽織るのかジャケットやブレザーを羽織るのか、スニーカーを履くのかヒールを履くのかの違いです。

紬・木綿

完全に普段着です。

『大島紬』はコレにあたり普段着になります。ヴィンテージジーンズみたいな感じですね(*^^*)

着物と同じで帯にも「格」があります。

丸帯

幅広の生地を半分に折って帯にしているので表裏に柄があります。

その分厚みもあって重厚感があります。

花嫁衣装や振袖に使いますが現在ではあまり作られていないようです。

袋帯

丸帯を簡略化したのがこの『袋帯』です。

丸帯よりも軽く結び易くコストも抑えられるので丸帯に代わって普及しました。

振袖、訪問着、色無地などに合わせフォーマルなシーンでつかいます。

基本は二重太鼓で結びます。

着物によってはこの『袋帯』を締めることで格があがります。

ジーンズにジャケットを合せヒール履く。といった感じです(*^^*)

名古屋帯

織りや柄によって幅広くフォーマルからカジュアルまで使える帯です。

金銀糸を使われていると格もあがり、袋帯と同じくらいに扱われることもあります。

逆に織りではなく染めになるとカジュアル感が増します。

帯1つとってもピンキリですね(*^^*)

着物は洋服と同じ

着物=特別なイメージってないですか?

昔は普段着で着ていたので洋服と同じように考えると着る機会も増えますね(*´︶`*)❤︎

帯や帯揚げ帯締めの選び方で雰囲気もガラッと変わってモダンな感じで着こなせたり、お上品にまとめたり……

無限の合せ方が楽しめます(*^^*)♬

お出かけするのにスカートにする?パンツにする?ワンピース着ちゃう?みたいなノリで着れるといいですね♬

コメント

タイトルとURLをコピーしました