夜勤で働くわたしの休日は、その日の仕事が終わった朝から始まります
世間の「おはよう」と、わたしの「おつかれさま」がちょうどすれ違う時間
そんな一日の始まりに、今回は次女からとびきり素敵なプレゼントをもらいました
「旧桜宮公会堂」でフレンチフルコース
先週はステーキ、そして今週はこんな特別な場所でのフレンチ…
「旧桜宮公会堂」でいただく、フレンチのフルコース。
なんて幸せな一年の締めくくりなんでしょう…(T ^ T)
「旧桜宮公会堂」とは…
大阪市北区、天満橋のほど近く
大川沿いに静かに佇む、国の重要文化財です
昭和初期に建てられたこの建物は、ネオ・ルネサンス様式の美しい外観が特徴で、かつては大阪市の公会堂として多くの人に親しまれてきました
現在は、レストラン・結婚式場として大切に活用され、歴史ある空間の中で食事や特別な時間を楽しめる場所になっています
重たい扉の向こうに、これから始まる特別な時間への期待…
建物に一歩足を踏み入れた瞬間、空気がすっと変わります
ドアを開けてすぐに目に入るのが重厚な金庫⭐︎
明治時代の面影を残す金庫で戦後から金庫の上のホコリを取り除くことも禁止されているほど歴史的価値のある金庫なんです！
レストラン内部天井が高く、光の入り方もやさしい空間。
会話の声さえ、どこか上品に聞こえてきます
そして…こちらのドア…
婚礼の時に新郎新婦さんの入場などであけられるとのことなんですが、一般の人には開けることを許されていない特別なドアで、ここの係の人しか開閉できないドアなんです！
そんなこと知っちゃうと、ここのドアを開けて出てきたくなっちゃいますね♪
フレンチフルコースの内容
フレンチフルコースの内容
・おもてなしの一品
・寒鰤と平貝2種のキャビア サラダ仕立て
・えびす南瓜のポタージュ 黒豆のエクラゼ
やさしくて、体にすっと染み込む〜
黒豆が甘くてアクセントになっていてホント美味しい♡
・ズワイガニと青柚子の一皿
・サーモンのポワレ冬野菜のア・ラ・クレーム
・国産牛サーロインのローストビーフマデラ酒香るソースペリグー
お皿の中にサプライズがあったので端っこに寄っています(^^)
・ほんのり温かいタルト・タタンバニラアイスを添えて
・食後の小菓子
どれも芸術的な見た目の美しさと素材、ソースの美味しさで非日常の世界に没入できました⭐︎
チャペル
特徴は約9,000個ものガラスブロックで囲まれていて、まるで「宝石箱」！
ガラスに覆われた他に例のないチャペルは、天候によって内部に降り注ぐ光の加減で雰囲気が変わるの！
この日は少し曇っていたので、優しい光が降り注いでしました
晴れた日はチャペル内が青みを浴びた感じになるのだそう
1日として同じ表情を見せない特別なチャペルですね♡
ここで人生の節目を迎えるのも素敵〜♪
チャペルのドアが開いた時に見える背景の壁は真っ白で波を連想される美しく左官で仕上げられた壁でここでも光の演出が！
泉布観（重要文化財）
外敷地内はどこを切り取っても大阪の賑やかさとはかけ離れて、タイムスリップしたような、本当に美しい建物
泉布観は明治四年（一八七一）、造幣療（造幣局の前身）の応接所として建てられたもので、設計者はアイルランド出身の技術者ウォートルスさん
建築様式は一般的にベランダコロニアル様式といってベランダを巡らせてあって、ピンクのサンと明るいグリーンの窓フレームがとーても可愛い♡
明治五年に明治天皇が大阪に行幸されたとき宿舎として利用されたらしい
その後も皇族や外国からの要人を迎えた。わが国で最初期の本格的な洋風建築物なのです♪
夜勤明けだからこそ、味わえる時間
夜勤明けの体は正直しんどい。
でも、だからこそ
そんな中でいただく食事は、どこかご褒美の濃度が違う気がします
次女が選んでくれたこの場所と時間「ありがとう」の気持ち…何度思っても足りませんでした
今年は、忙しくて、しんどくて、それでもちゃんと幸せもあった一年…
こんな締めくくりができたことに、心から感謝です(*^^*)
今年も残り2週間、めいいっぱい楽しもう！
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