パート務めの普通の主婦がシングルマザーになって娘3人を大学に行かせた話

pocoの子育て
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

シングルになって不安だったのはやっぱりお金の事です。

3人の娘達を自分一人で育てていけるか不安でたまりませんでした。

それでも持ち前の超プラス思考根拠のない自身でなんとか今までやってこれています。

スポンサーリンク

離婚原因

「お金」の事が原因で離婚したので正直離婚当初から貯金も無ければ慰謝料も養育費も払ってもらっていません。

一応離婚時に養育費の支払いについての公正証書は準備していたのですが、養育費以外の元旦那の借金の保証人問題やらの背景で結局養育費もほぼ貰わないままでした。

弁護士さんに相談した事もありましたが結局無いところからは取れない。という結論でした(^◇^;)

それでも今、やっとお小遣い程度入れてくれるようになりました。

お小遣いと思って有り難く受け取っています(*≧∀≦*)

仕事選び

当時私は雑貨屋さんのパートをしていましたが、これからの生活費のことを考えるとステップアップしないといけないと思い、パート先を辞め「職業訓練」に通うことにします。

「職業訓練」とは就職において有利になる資格やスキルを学べる場でハローワークで申請して自分にあったものを選びます。

私が選んだのは簿記のコースで月〜金までみっちりと学校のように授業がありました。その訓練を受けている間は手当て(月に10万くらい)がもらえます。

2ヶ月間学生気分で勉強し、簿記2級を取得しました。仲の良いクラスだったので本当にこの間は学生に戻ったみたいで楽しめました!

その間生活費は足りなかったので、指輪やネックレス、時計など貴金属、お金に替えれられるモノは全て売りながら生活していました(^^;)

売る時はそのうちもっといい物を買えるようになってやる!って思ってたんですが、10年近く経ちますがまだ何一つ買えてません(笑)

再就職したのは早朝(朝4時〜12時)の鮮魚の卸売の事務の仕事でした。偶然知人から声がかかったので、時間帯が早い分他と比べてお給料が少し多かったので決めました!

→この就職には「オチ」があってその後部署移転で鮮魚の加工場勤務(0時〜9時)になります。休日は半分以上減りましたが、一日の作業量が終われば退社できるので昼間の自由な時間は増えました(常にポジティブ!)週休2日だという事ないですけど…。

子供の進学に対する考え方

離婚する時に決めていたことは「母子家庭」だからと言って子ども達に負担をかけないということでした。

親の勝手で離婚しているので、うちは母子家庭だから〇〇出来ない。と言いたくなかったんです。

長女は小さい頃からピアノを続けていて高校も音楽科に進学していたので、そのまま音楽の道を進めるように(音楽以外に学力があるわけでもなくできる事がなかったので、とりあえずピアノだけは極めてもらおうと…)大学も音大に行きました。

長女は好きなことを続けて行くので次女、三女も同じようにやりたい事が出来る環境に置いてやろうと思っていました。

ただ、大学、専門学校に通うには奨学金を借りて授業料はそれで支払い自分で返済することを条件にしました。

結果、次女はお料理に興味を持ち料理の専門学校(お料理界の東大、辻町理師専門学校)に通いお料理とスイーツの勉強をしてパティシエの道を選びました。

三女はやりたい事が多すぎて一つに決められず私立の四年制大学に進学する事に決めました。

大学入学までの金策

今からお話する事は私が実際にやってきたことなので制度が変わっていたりするかもしれませんのであくまでも参考まで…

子供達が高1、中2、小4でした。

長女…私立の音楽科高校に通っていたため奨学金を借ります。

次女…公立高校入学しましたが、高校の奨学金を借ります。

長女高校奨学金114万
次女高校奨学金約65万
国の教育ローン
長女大学奨学金
350万
国の教育ローン
次女専門学校奨学金
350万

たくさん借りました(^^;)

授業料は奨学金で支払うとはいったものの入学金やらその他準備する物がいるのでその為に私自身国の教育ローンで(長女の時350万+次女の時350万)借り入れしました。

音大は普通科の大学よりも1.5倍から2倍の授業料だと言われていて実質、年間約200万円かかりました。

専門学校も授業料は高くこちらも年間約200万円。その代わり就職は確実に決まります。卒業してからのアフターフォローもきちんとしていて後の転職までしっかりサポートしてくれます。

三女の四年制大学は普通の私立の大学なので年間100〜150万円といったところでしょうか。。。

成人式

進路が決まって進学した後にやってくる一大イベントは成人式です。

娘の同級生達のママ友の話では1年以上前から着物を購入したり、レンタルしたり、着付けや写真館の前撮りを予約したりしていましたが、我が家は昔からお世話になっている貸衣装屋さんでレンタルしました。

この貸衣装屋さんがほぼ正絹の振袖を扱っていて立派な着物が8.5万円でレンタルできました。着付けとヘアセットはご近所のベテラン美容院にお願いして1.5万円。合計10万円で抑えれました。

写真は自分達でたくさん撮るだろうからあえて写真館での撮影は省きました。その代わり、家族で話し合って末娘が成人式を迎える時に家族みんなで写真を撮ろうと決めています。

子ども達のその後

長女は音楽という強い武器を活かし安定した職に就く事ができました。

次女も手に職を付けたのでそれを活かしパティシエとして活躍しています。

三女は来年からの大学生活を楽しみに高校生活を最後まで思い切り楽しもうとしています。

これが正解かどうかは分かりません。

他にもっと良い方法があったのかも知れませんが子ども達が無事好きな職業につけたので満足しています。

現在の家計の現状

散々借入れしたので返済は大変です。

2人の高校の奨学金と国の教育ローンの返済で月に53,000円支払いがあります。

高校の奨学金14,000円
国の教育ローン39,000円

その他元旦那が支払うはずの家のローンと車のローン等合わせると月に15万円弱くらい返済に当てています。

毎月カツカツで生活しています。臨時の出費等があると大変です。なので、時にダブルワークして急をしのいでいます。

このダブルワークのしんどさを知っているので一度辞めてしまうと次に腰を上げるまでに時間がかかるんですよね〜(^_^;)←自分に甘いタイプ

それでも不自由なく家族4人で毎日楽しく暮らせています。

若い頃からキチンと貯蓄して借入する事なく進学させてやれれば良かったのですが、、、それが出来ていなかったので今、年間150万を超える勢いで借金返済していますσ(^_^;)

決して他人に言えるような賢いやり方ではありませんね〜。

借りてしまうと利子というオマケが付いてくるので若いうちからコツコツ貯めておかないと余分なお金まで出ていってしまうことになります。

以上、親の選択で子ども達の未来を奪うことはしたくなかった、計画性のない行き当たりばったりのシングルマザーでした!

最後に…

我が家の場合、反面教師でいい感じで娘達は失敗する例を学んでくれています♬

この母の背中を見て人生設計して欲しいですね(*´︶`*)❤︎

母親が毎日笑顔で楽しく過ごしていると子ども達も前向きに自分の進む道を探します(^^)

コメント

タイトルとURLをコピーしました