神戸市垂水区の海を一望できる塩屋の高台にある【ジェームス邸】結婚式もできる素敵な邸宅で神戸市指定有形文化財になっている御屋敷。そこで開催されたデザートビュッフェに行ってきました♪
かき氷・デザートビュッフェ
今回は 2024/07/28、8/18開催の「かき氷デザートビュッフェ」
レストランの一面の窓から素敵なお庭とその向こうに広がる海を眺めることができ、贅沢な時間を過ごせます♬
テーブルに付くとお品書きとかき氷のソースが運ばれてきます。
5種類のソース(キャラメルプリン・ブルーベリー・レアチーズケーキ・マンゴー・メロン)に練乳ヨーグルトのトッピングです。
どのソースも美味しかったです!
ここでまさかの大失態(^^;;!
テンション上がって⤴︎⤴︎⤴︎写真も撮らずに食べちゃってました。
ソースの配分を考えないと1つのソースを全部かけてしまうと最後にソースが余っちゃうので、全種類食べたければ、少しずつ試すことをおすすめします♬
かぼちゃの冷製スープやペンネなどの軽食や紅茶のシフォンケーキやバスクチーズケーキなどデザートもたくさんあり、どれも美味しくてお腹もいっぱい大満足でした!
ジェームス山
神戸市垂水区の明石海峡を挟んで淡路島を一望できる丘陵地「塩屋町」そこを地元の人達はみんな「ジェームス山」と呼んでいる。
私も幼い頃から慣れ親しんできた呼び名でしたが、今まで何故「ジェームス山」なのか分からずにいました。
ここ「ジェームス山」を開発したのは神戸で生まれ育ち、神戸で最も成功した外国人のひとりと言われている英国人貿易商のアーネスト・ウィリアム・ジェームス氏(1889〜1952)です。
ジェームス山は昭和恐慌後に神戸で急増した外国人のために、ジェームス氏が開発した外国人専用の住宅地だったのです。
神戸で外国人の住宅地として知られる「北野(異人館)」はすでにいっぱいになっていて、新しい住宅地が求められたいました。
そこで、目をつけられたのがここ塩屋だったのです。
塩屋は都心から少し離れていますが、南斜面で日当たりがよく、瀬戸内海や淡路島が一望できる環境と、まとまった土地が残っているという条件から選ばれたそうです。
ジェームス氏は荒地だった高台の土地約23万平米を購入し、私財を投じ55棟の住宅を建設して外国人とその家族のための住環境を作り上げました。
すごいのが、この時代に景観上の理由から電線類は地下に埋められているんです!
その他にもエリア内には教会やテニスコート、ジム、動物園があり、居住者やその他の外国人のための社交場として「塩屋カンツリークラブ」も設けられました。
ジェームス邸
「ジェームス邸」はジェームス山の生みの親であるジェームス氏の自邸でした。
1934年に早良俊夫氏の設計で竹中工務店の施工により完成させられました。
ここが見どころ!
当時流行していたスパニッシュスタイルの建築!
- 建物のクリーム色の土壁
- 丸みを帯びた玄関のポーチ
- 建物中央の屋上の円筒形の塔
庭につながる南面の竜山石や木製のベランダなどの表情の変化を楽しんで見るとより一層ジェームス邸の魅力を感じることができます!
展望台となっている塔には螺旋階段で登ることができ、360度のパノラマが広がるそうです。
私の訪れた日は工事をしていたので登れませんでした(残念)。
建物内部は英国の伝統的スタイルのジャコビアン様式が取り入れられています。
- 玄関からホールにかけて美しく輝くステンドグラス
- 暖炉のある広いリビングや食堂、パントリー、キッチン
- 2階には5つのベットルーム
- 地下にはビリヤード場、バー
いずれも壁や天井の装飾をはじめ家具や照明までトータルにデザインされています!
とう主屋以外にも、敷地内には複数の附属棟や海水を引いたプール、テニスコートなどもあったそうです。
残念なことに阪神淡路大震災で被災した時にプールに亀裂が入りプールとして機能しなくなってしまったそうです。
しかし、以前のプールの飛び込み台の上部に水盤を設け、滝と池を作ることで屋外プールの存在を残しているのだそうです。
よく見ると、池の端にはプールのコース番号の表示が残っているのが確認できます!
ぜひ、回り込んで確かめてみてください♬
チャペル
ジェームス邸敷地内南側に海を一望できるガラス張りのチャペルがあります!
ガラス張りで明るいチャペル内は白で統一されていてとても綺麗です。
真っ白いバージンロードを歩いた先には…、
ジャジャーン!瀬戸内の海が広がっています!
真っ白なウエディングドレスを着て、青い空、青い海を目の前に将来を誓うのも最高の門出になりそうです♡
もう一度、式を挙げたくなりました(笑)
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