先日、「母性」「毎日嫌がらせ弁当」「そしてバトンは渡された」を娘たちと見ていて、子育てや親子の関係の話をする機会があったんです。そして自分の実践してきた子育てを振り返ってみました。
映画のストーリー
母性
ベストセラー作家の湊かなえの小説「母性」を映画化。
戸田恵梨香と永野芽郁が母娘を演じたミステリードラマです。
娘(母から愛される立場)であり続けたいまま子どもを産んだ母親とその母親から愛されたい娘。
女性は子どもを産めば必ずしも母性が芽生える訳ではない。
この作品に登場する母親、大地真央、高畑淳子、そして戸田恵梨香のそれぞれの母としての姿。
そして、母となった戸田恵梨香、娘の永野芽郁がそれぞれの視点から過去を振り返っていくのですが、同じ時間、同じ出来事を回想しているはずなのにその内容は食い違っていきます。
出演者の演技が素晴らしく、ストーリーに惹き込まれました。
今日も嫌がらせ弁当
2015年に出版されたKaori著のエッセイが2019年に映画化されたもの。
シングルマザーのかおりが八丈島で次女の双葉と暮らしている。
可愛い娘が高校生になり反抗期に突入し、話しかけても返事すらない。
かおりは娘の嫌がる「キャラ弁」を作り続け反撃するが、やがてそのお弁当は母から娘への大切なメッセージと変わっていく。
娘もまた「うざい!」とか言いながら毎日残さず食べてくるんです(*ˊᵕˋ*)
そして、〝ラストのお弁当〟に込められた母からのメッセージと娘の込上げる想い!
胸が熱くなります(ᐡ o̴̶̷̥᷄ ̫ o̴̶̷̥᷅ ᐡ)
そしてバトンは渡された
2019年の本屋大賞受賞作「そしてバトンは渡された」が映画化されたもの。
この作品で描かれるのは血の繋がりのない父娘という新しい親子像。
そしてこの映画のキーパーソンとなるのが石原さとみ演じるシングルマザーの梨花。
森宮優子(永野芽郁)はわけあって血の繋がらない料理上手な義理の父、森宮さん(田中圭)と2人暮らし。
一方、梨花(石原さとみ)は何度も夫を替えながら自由奔放に生きる魔性の女。
劇中で梨花が言った言葉が本当にその通りだと思うんです。
〝笑っていればいろんなラッキーが転がり込むの〟
辛い時でも笑顔でいる。強くないと出来ません。
そんな梨花は泣き虫な娘、みぃたんに目いっぱい愛情を注いで暮らしていたが、ある日突然姿を消してしまった。
そして、優子の元に届いた手紙をきっかけに全く別々の物語が引き寄せられるように交差していく。
「優子ちゃん、実はさ……。」
2つの家族が繋がりやがて紐解かれる〝嘘と秘密〟
血の繋がりのない父の愛。
ラストはもう涙が止まりません。
親子の良好な関係はどうやって作られる?
兄弟を比べない!差をつけない。これ絶対!
親だって人間だもの自分の子どもの中でも合う合わないがあらますよね〜。
それは仕方ないことで、きっと言わなくても子どももお互い感じてると思います。
その個人差っていうのは、後でいう一人一人を認めて向き合うことで解消します。
ここでいう比べるというのは「お姉ちゃんは○○なのに…。」とか、「Aちゃんは✕✕できたのに…。」といった比較のことです。
性格の合う合わないがあったとしても、その子自身のことは認めるのが大切なことなんです。
なので、親の希望、期待を強いるのは子どもにとってはしんどいことですね。
私自身、気付かないうちに長女を自分の理想の子ども像の枠にはめようとしていました。
それまでは、娘が心配で「この子はなんでこうなんだろう?他の子はできるのに…」とか、「もっとこうあって欲しい!」言葉にはしませんが、ずっとモヤモヤ?した思いがあったんです。
3月生まれなので何をやらせてもどんくさくて、おっとりしていて、先生の話についていけてない感じでした。
みんなのペースについていけず連絡帳も書いたことがないくらいで…( ̄▽ ̄;)
ある時、長女のみんなとは全然違う図工の作品を見て全てが吹っ切れたんです。
この子はこの子の感性を持っていて、それを親の私の枠に収めてしまってはいけないんだ。その感性をいい方向に伸ばしていくのが親としての私の役目なんだ!ってことに気付きました。
それからは娘たちの事をそれぞれの個性を認めて、それを楽しむように子育てしてきました(*´˘`*)♬
すると、子育てが楽しくて楽しくて(*ˊᵕˋ*)
子どもと一緒に自分も成長してきました。
親と言っても1人の人。完璧じゃない。
それでいいんです!
子ども達も大きくなり、親のいい所、悪い所も判断できるようになって、その悪い所、弱い所を見せることで、私自身も不完全な人間で、それを克服するために努力したり、頭を打ったりしている格好わるい姿もみせています( ̄▽ ̄;)
それでも、お互い認め合えているのでずっと良好な関係が続いています。
自分のことは自分でする→人のせいにしなくなる→イライラしない
私の子育て方針としては、1年生の初めの数ヶ月は一緒に時間割を合わせて、給食の準備も一緒にするけど、夏休みに入る頃にはもう1人で全部させていました。
もちろん、忘れ物もよくします。
けれど、そうやって低学年の頃から自分の事は自分でする習慣を付けておくと、忘れ物をした時や何か不意なトラブルがあった時の対処も自分でできるようになるんです。
なんといっても人のせいにしなくなります。
これが1番のポイントです。
親にしてもらっていれば、もし、忘れ物をした時は親のせいですよね。
これと一緒で、何か不都合があった場合、人のせいにする傾向があります。
何より人にしてもらおうと思っているので、思い通りにならなければ腹が立ったり、相手に対してイライラしたりしちゃうんです。
他人は思い通りにならないってわかっていたらイライラすることはなくなる…というかめちゃくちゃ減ります。
例えば…、自分が仕事で家に旦那さんがいたとします。
自分はコレだけ頑張って仕事して帰るんだから、お休みなんだったら少しは家の事しておいて欲しいなぁ…。
なぁんて、心のどこかで思っていると、、、帰って朝、出かけたままの状態、もしくわ、それ以上に散らかっていて、さらに、いつものようにリビングで寝っ転がっている旦那さんを見ると怒りはマックスですよね〜。
人に期待すると裏切られた時のイライラと失望感が半端ないんです。
しかし、それがやってもらって当然だと思っていなければ、イライラは無くなり、やってもらったことに対して感謝できるようになります。
感謝されて喜んでもらえると、「もっとしてあげよう。」っていう気持ちになりますよね〜。
そうなるともう、プラスのスパイラルですね(*^^*)
物事がどんどん好転していきます。
笑顔が増える
我が家の家訓には「笑う門には福来る」があります。
お互い認め合い、人のせいにしなくなるとイライラも減るし、他人を許す事も出来るようになるんです。
不思議と気持ちに余裕ができるんですね(*ˊᵕˋ*)
笑顔には人が集まって来ますね♬
ムスッとしている人と笑顔の人とならどちらの人と一緒にいたいと思いますか?
クヨクヨ悩むより嘘でもいいから笑って楽しく過ごしていると不思議なことに「楽しい」が勝手について来るんですよ!
他人に腹を立てるより自分の機嫌をとることを優先しましょう♬
自己肯定感が増す
親に認められて育った子は自己肯定感がしっかりとあります。
挫折した時の立ち上がり方、乗り越え方、子ども達によって違いますが、個々に乗り越えています(*´˘`*)
お家での日々の生活の中で培われた自己肯定感は当人の自信となって、新しいチャレンジへの後押しとなっています。
毎日笑顔で自己肯定感をあげて行きましょう(*ˊᵕˋ*)♬
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