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須磨離宮公園にある「華麗なる一族」岡崎財閥邸宅跡からドラマの世界へダイブ

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先日、離宮公園にバラを見に行って時に公園内の日本庭園で着付け撮影会をしていたのを見かけました。

帰って調べているとその邸宅は「華麗なる一族」のモデルとなった旧岡崎財閥の邸宅跡だということを知りました。

山崎豊子著の「華麗なる一族」はわたしが今まで読んだ本の中でもベスト3に入るくらいどハマりした面白い小説だ。

好奇心に火がついた。

小説の舞台は1960年代神戸で当時の岡崎財閥がモデルとされています。

阪神特殊鉄鋼のモデルとなった、現「山陽特殊鉄鋼」の前代未聞の倒産劇と金融再編の流れの中動く政財界がリアルに描かれています。

神戸は生まれ育った街

物語はわたしの生まれる前の話だが、実際に知っている銀行や鉄鋼所の話だったので、自分の住んでいる地域だけど、想像もつかない生活をしている人たちの暮らしぶりだったり、仕事ぶりなどに興味深々で面白くてたまらなかった。

神戸銀行が太陽神戸銀行になったり、太陽神戸三井からさくら、三井住友銀行になった経緯。

子どもながら利用していた地元の銀行がどんどん名前が変わっていくことがとても印象に残っていて、リアルにその裏側のドラマを垣間見た気がして興奮したのを覚えている。

2007年にドラマ化もされていたので、早速、Netflixで1話からおさらいしてみかえることにした。

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ドラマ「華麗なる一族」

2007年1〜3月にTBS系の「日曜劇場」で放送されていました。

キムタク主演で父親の大介役に北大路欣也出演でした。

リアルタイムで見ていて、大興奮したのを覚えています。

華麗なる一族 DVD-BOX
木村拓哉 | 2007年07月06日発売

2021年にWOWOW30周年記念ドラマでは原作通り、万俵大介が主役になって中井貴一が大介、鉄平役に向井理が演じたリメイク版が放送されました。

こちらも見比べてみました!

2007年版は鉄平が主人公となって描かれていますが、2021年版は大介が主人公です。

連続ドラマW 華麗なる一族 DVD-BOX
中井貴一 | 2021年12月22日発売

率直な感想は前作の北大路欣也さんが醸し出す重厚感が凄すぎて、どうしても中井貴一さんが軽く感じてしまい見劣りしてしまいました。

鉄平は2007年版で主人公だったこともあり、存在感や人間味などが全面に押し出されてやはりキムタクということもあって素敵でしたが、2021年版の向井理・鉄平はどこかつめが甘くて、ボンボンの甘えた考えで動いて少し抜けた感じがして工員達に慕われていることに違和感を覚えます。

相子役でいうと2007年版の鈴木京香の方が強かで抜け目ない感じが出ていて、2021年の内田有紀は綺麗なんだけど妖艶さが出過ぎて逆に強かさや計算高さを出そうとしている演技が鼻についてしまいました。

それでも不朽の名作ですね。

どちらも最後まで面白く見ることができました!

もう一度、原作を読んでみようと思います。

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