〝光陰矢のごとし〟とはよく言ったもので、シングルになって早10年。
〝光陰矢のごとし〟とは。。。
〝光〟は日。〝陰〟は月。
月日の過ぎていくのは飛ぶ矢のように早い。という喩えで、歳月の経つ早さを表しています。
また、一度放たれた矢が返ってこないように「過ぎた日々(時間)は二度と戻らない」という意味あいも含まれています。
高校生だった長女は社会人3年生に小学生だった末娘は大学生になりました。
本当にあっという間の10年でした。
この10年で私自身何が変わったのか?まさにこの漢文そのものです。
【漢文】 少年易老學難成(少年老い易く学成り難し) 一寸光陰不可輕(一寸の光陰軽んずべからず) 未覺池塘春草夢(未だ覚めず池塘春草の夢) 階前梧葉已秋声(階前の梧葉(ごよう)はすでに秋声) 【和訳】 若い時期はあっという間だが、 学問がものになるのは大変難しい わずかな時間も軽んじて無駄にしてはいけない 春に池のほとりに草が揺らいでいるのを夢見ていたと思えば、 庭先の梧葉(青桐)はもう秋の気配を帯びている
気付けば自分自身の人生が秋の気配を感じられてくる年頃。
まだまだ、やりたい事はたくさんあります。
人生の楽しみは未知数です。
〝一寸の光陰軽んずべからず〟
で1日いや、1分1秒を大切に過ごそうと改めて思った今日でした。
駆け抜けた10年
上の子が採用試験に受かり、今回末っ子が無事大学合格しました(*^^*)いくつになっても子どもの事は自分の事よりも心配でヒヤヒヤしますね(^▽^;)
そんな親の心配をよそに子どもたちはスクスクと成長し、それぞれ就職もして大学も決まり母として嬉しい事この上なしです(*´▽`*)
何もキャリアのない私が1番上を音高から音大に、調理師志望の2番目を調理師専門学校に行かせ、3番目は今回普通の四年制大学無事合格です(oˆ罒ˆo)
驚くほど学費かかってます。
上の2人は成人式も終えて残りは後1人です!
私の父親は既に他界し、母親は認知症でホームに入所しているので頼れませんでした。
子ども達の父親は借金まみれで逃げてしまったのであてになりませんでした。
離婚した頃は普通にパート勤めの主婦だった私ですが、縁あって夜勤の加工業の仕事に就き周りの人みんなに助けられながらここまでやってこれました!
もちろん子ども達をそれぞれ進みたい道に送り出してやるにはお金がかかります。
夜勤の仕事でもそんなにお給料を貰えるわけではありません。
なのでたくさん借金しました。
返済のためにダブルワークもしました。
まだまだ返済は残ってますが、子ども達は自分のやりたい道に進む事ができました!
本当によかったと思います。
これからもう一踏ん張りです!
洗い屋のお仕事をお手伝いした事もありました。
ヘルメット被って足場に登った事も、屋上で作業した事も、真夏に外の作業場でお野菜を切った事も、工事現場のすぐ側で工事の人とすれ違いながらお野菜運んだ事も、どんな状況に置かれてもその場を楽しんでしまうんです(^▽^;)
昔、母に言われた言葉を思い出します。
「世間知らずのお嬢様の何が悪いの!?世間知らずのお嬢様でいいじゃない!」
今になって思います。
「お母さん。本当だね。世間知らずのお嬢様でいたかった……。」
笑笑。
自己肯定と自画自賛
そんなこんなでなんでもやっちゃう母は、お仕事の話を子ども達にするんです。
「聞いて~!今日仕事でこんな事してね……。」
そこでどう思ったか、どれだけ疲れる仕事だったのか、どれほど大変で危険な仕事なのか、その日あった出来事や、さすがにコレはしたくない。といった話など、、
そうすると今度は子ども達も自分は今日こんな事して来たとか、以前こんな体験してきた!とか話してくれて親子の会話も終わることがありません(*^^*)
1番笑えたのが「聞いて聞いて!」ってみんながお話したくて1番忙しい朝の時間に家の中で1番狭い洗面所に家族4人集まって来てあーでもないこーでもないって話すんです。
誰かがふと、気付いて「また!こんな狭いところにみんなで集まって!時間ないのにぃ!」って。笑笑
本当に3人子どもを生んで良かったと思います。
私の宝物です!
そして、いろんな方々に支えられてきたと感謝の気持ちでいっぱいです!
以上、~自画自賛の巻~でした。御付き合い下さりありがとうございました(*^^*)
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