大好きなピアノを続けて就職する〜音楽家を夢みて〜

pocoの子育て
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長女

仕事を終えて家に着いたのが午前7時前。

「ただいま〜!」

し〜〜〜ん。。。

出勤時間の早い次女はもう出た後だったが、長女と末っ子は?

今日は金曜日。

学校も仕事もあるよね???

「7時過ぎてるよ!起きなくていいの?

「えっ⁉︎あかんあかん。起きる!

長女のお友達は1人また1人と結婚したり家を出たり巣立っていっているお年頃だというのにうちの長女はこんなんで大丈夫だろうか?

ヤマハ音楽教室

そんな長女。

3歳からヤマハ音楽教室に通い始め、ヤマハ独自のグループレッスンだったこともあるのか最初の数年は楽しく音楽に触れ遊びに行く感覚でした。

小学生になりある時、ピアノで1人演奏してみんなの前で発表する機会がありました。

小学校に上がるまでは幼児に親が付いて一緒にレッスンを受けていましたが小学生になってからは子供達だけでレッスンを受けるようになっていたので娘の様子を把握出来てなかったんです。

初めての発表会

ある日レッスン室の前で待っていると先生が子供達の曲の仕上がり具合を見る機会を作ってくれました。

そこで見た我が子の出来の悪さにに驚きました(^◇^;)ピアノってちゃんと練習しないと上手に弾けないんです(当たり前だけど…^^;)その日から家での練習が始まりました。

その時の曲がツェルニーの『道ばたの花』

何度も何度も練習しました。

ご飯を作りながらちょっと躓いたのを聞くと(挿絵に自転車の女の子がいるので)

母「おっと!石ころ踏んじゃったな!今度は石ころ踏まないでね!もう一回そこだけ弾いてみて!」

娘「あはは〜。はーい!」なぁ〜んて繰り返し練習しました。

そして発表会当日。クラスで1番下手くそだった娘が見事2番目に上手に弾き上げました!

先生も他のお母様達もびっくりするほどの上達でした。

今まで練習しなかった娘が一生懸命練習して見違えるほどの演奏をしたんです。練習すればこれほど上手になるんだ。日々の積み重なって本当に力をつけ、子供にとっての自信にも繋がるんですね。

娘の何かに火がついた

そんな見違える程の成長を成し遂げたにも関わらず2番目だったんです。その発表会で1人ずば抜けて難しい曲を上手に弾きこなした女の子(Nちゃん)がいたんです。

後日、娘ももっと難しい曲が弾きたい!と先生に自分の弾きたいと思った曲の楽譜を持っていきました。(私は経験者ではないので音楽の事は全く分からず、娘が弾きたいと思うなら弾けると確信していました)

そこで先生から言葉は

「〇〇ちゃん(娘)にはこの曲はまだ早い」

娘も私もショックでした。どうして?お友達は難しい曲を弾いていいのに。。。

Nちゃんはどうして難しい曲を連絡させてもらえるのか?何が違うのかを先生に聞きました。すると先生の答えは

「Nちゃんはコンクールに出ているの。この前の曲はコンクールの課題曲なの。」

コンクール⁉︎単純な娘は「じゃぁ、コンクールに出たら難しい曲を弾いていいのね!私も出る!」

。。。とそこから娘のチャレンジが始まりました。

初めてコンクールに出演したのが小学3年生の時。遊ぶ時間も惜しんで練習しました。

音楽科高校受験

中学校に上がってもピアノへの思いは変わらず高校は音楽科に進むと決め音楽科受験に向けての練習に切り替えます。

第一希望は公立高校の音楽科。

音楽のレベルも高く優秀でしかも学力もトップレベル。

ピアノの練習だけでなくソルフェージュや勉強もしなくてはいけません。

ヤマハ音楽教室もグループレッスンでは受験に対応出来ないので個人レッスンに切り替えソルフェージュのレッスンも加えます。

学力もいるので塾にも通います。

しかも普通のアップライトピアノでは物足りなくグランドピアノがいると言う(°_°)

音楽っていつの時代も貴族の娯楽だ

狭い3LDKのマンションに家族5人で暮らしているそのどこにグランドピアノを置くというのか!?

その時のヤマハの営業の人の名言

グランドピアノは置けるから置くのではなく置くんです!!」

そんなこんなで3LDK5人暮らしのお家にグランドピアノがやってくることになりました。

マンションでそのままグランドピアノは弾けないので防音室もセットです(^▽^;)

一部屋がピアノ部屋となりました。

普通の家庭で音楽の道に進ませようとすると家族の協力が必要だと痛感しました。

音高から音大へ

結局、第1志望の公立の音楽科高校には入れず私立の音楽科高校に入学します。

3年間好きな事を勉強し同じ音楽にどっぷり浸かっている気の合うお友達に囲まれて楽しい高校生活を送ります。

そしてもう一度出てくる大きな人生の分岐点

大学進学問題

音高からの進学先でよくあるパターンは超優秀なら東京芸大。京都芸大。そこに行けるのはほんのひと握りですね(^▽^;)

オーソドックスな進学先として国公立ならば教育大。もしくは私立の音大。ってところですね。

どちらにしても専門的な分野になります。

教える側になるのか、更に腕に磨きをかけ演奏者としての道を進むのか(こちらもほんのひと握りです)

大好きな音楽(ピアノ)を続けて就職

音楽科の就職先

ずっと音楽を続けてきた人達の就職先はどんなところになるのでしょう?

  • 演奏者として生計を立てる。(ほんのひと握り)
  • 教職員免許を取り音楽の先生になる
  • 大手の音楽教室の先生になる
  • 自宅(自分)で生徒を教える(教えながら演奏活動を行う)
  • 一般企業に就職

ざっとこんな感じでしょうか。

実際娘も音楽関係の職に就く前に一度は一般企業というものを経験したいとベンチャー企業に入社しました。音楽の畑で育った娘は1回一般企業で働いていい社会勉強ができてよかったと言っています(*^^*)

余談。。。

4年生の夏休みの宿題で

「北海道」の読みを書く問題。。。

なかなか夏休みの宿題を終わらせない娘の横に座り一緒に問題を見ていた時の話。。。

母「「北海道」コレ、なんて読むの?」

「きたうみみち!」

この日から娘は就職するまで音楽でやっていかそうと心に決めました。( 笑 )

高校受験で学力がいると知った時自分で必死になって勉強していました。

中学3年生の時、教科の先生には「この3を4に上げるには何をしたらいい?」とか

体育の先生には「この4はどうしたら5に上がる?」(副教科の方が内申点が高いので副教科を5で固めようと必要でした)( 笑 )

最終的には先生に直談判。

「○○高校の推薦受けるのに内申点△△いるねん。お願い(>人<;)5ちょうだい!」

まぁ、人生そんなに甘くないですよね〜。

それでもなんとか頑張って推薦が貰えるまでの内申点は取る事が出来ました\(^o^)/

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