先日、末娘と車に乗っていて田畑の脇道を走っていると目に入ってきたのが、可愛く綺麗なコスモス畑。
この時期になると田んぼの稲刈り後に一面赤やピンクの可愛い花を咲かせています。
そこで娘と話していて疑問に思ったのが、「なんのためにコスモスを植えるのか?」ってこと。
コスモス以外にも、レンゲ畑もありますよね〜!
田んぼを休ませるのに、お花を植えてしまうと土の栄養が取られてしまうのでは???
早速、帰って調べることにしました(*^^*)
田んぼにコスモスを植える理由
稲刈りをした後、そのまま放っておくと雑草が生え害虫が発生したりと田んぼが荒れてしまうんだって!
そして、一度荒れてしまった田んぼを元の状態に戻すのはとても大変なのだそうです。
何もしていない田んぼを耕すことで雑草の発生を抑えて害虫から守らなくてはいけないんです。
そこで救世主となるのが「コスモス」なんです!
「コスモス」を植えると田んぼが荒れるのを防いでくれる他に、土を肥す効果もあるのだそうです。
なんで?コスモスが土を肥やすの?
コスモスはあまり手がかからなくて、強く根がはるので雑草を抑制するんだ!
そして、花が終わると田植えの前にそのまま機械で耕して腐葉土のように分解されて土壌が豊かになるんだ!
その他にもレンゲソウやひまわり、マリーゴールドなどを植えることもあり、植物を使って土の肥料分を増やしておくんだって!そのことを「緑肥」っていうの。なるほど(´☆ω☆`)!
休耕田のためにもなるし、何より見た目にも美しく、道行く人々の目を楽しませてくれるって素晴らしいですね!
植物の力って素晴らしいですね(*^^*)✩.*˚
休耕田に植える植物
コスモス
コスモスの原産地はメキシコ。
1870年代にイタリアの芸術家が日本に持ち込んだといった説があるらしい。
「秋桜」は秋に咲いて花弁が桜に似ていることからこの和名となりました。
レンゲソウ
レンゲソウの根っこの部分に「根粒菌」という細菌を住まわせ「根粒菌」から栄養を貰っているんだって!「根粒菌」には空気中の窒素をアンモニアに変え、植物の育成に欠かせない窒素を植物に供給している優れた奴なんだって!
つまり、レンゲソウ自体窒素をたくさん蓄えた肥料になるの。農家の人達は田植えの前にレンゲソウを機会で土に混ぜ込むの。すると、やがて腐葉土のように分解されて土壌の栄養になるんだって。
同じマメ科のクローバーを使用する場合もあるよ!
自然ってすごいね。
ひまわり・マリーゴールド
緑肥用のひまわりやマリーゴールドもあるそうです。
これらもコスモスやレンゲソウと同様に深く根を張り、土壌の改善を促し、土壌中の根粒菌を増やす働きをするとのこと。
休耕田に植物を植えると、景観も良くなり一石二鳥なんですね!
さらに、コスモス畑やひまわり畑目当ての観光客も訪れるようになると町おこしにもなっていいこと尽くしです。
本当に、自然って素晴らしい!
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