久しぶりに、ちょっと高めのヒールを履いた。
先週、次女と一緒に、旧桜宮公会堂でフレンチのコースを食べに行ったときのこと…
ここ近年は山に登ったり、出かけるときもスニーカーばかり…
最近買ったドクターマーチンも歩きやすかった
靴の大切さはよく分かってる
それで「一足くらい、ちゃんとしたヒールを持っておこう」と思って選んだのが、コールハーンのヒール
綺麗で、とても気に入っている

……8センチヒール
今思えば、なかなかの高さだわ^^;
食事をしているまでは、特に問題はなかった
ところが、ランチのあとに話が広がった
次女が「大学って、行ったことがないからどんなところか知らない」と言い出して、
それなら行ってみようか、という流れになり、
内緒で末っ子の通っている大学をのぞいてみることになった。
サプライズで驚かせようと思ったのだけど、これがまあ、見つからない…
校舎は広いし、どこにいるのかも分からない
娘との会話をヒントに居そうな場所を探して歩いた
講義中でないことはLINEで確認できたんだけど、どうにもこうにも見つからない
サプライズを断念して今いる場所を写真で送った
「え?何してるん?」
と、びっくりした返信
けれど、居場所は教えてくれることなく
「そこじゃない」「その階じゃない」とヒントをくれる
教えてくれないということは――「探せ」、ということね…
こうなったら絶対見つけてやるー!
4階から順番にぐるぐる、ぐるぐる。
高いヒールで、校舎中を探検することになった。
最後にやっと見つけたところは、一番初めに入ったところ
入ってすぐに右に進んで、突き当たりから上の階に上がったんだけど、その反対の左側に居た…
やっと見つけた!
なんだかおかしくて、嬉しくて…
学校にいる娘の姿や、友達と笑っている様子も見ることができて、大学の空気も感じられた
大学生になって、親がいきなり大学にやってからなんて、きっとありえない話だよね
友達は大笑い、本人は「恥ずかしいからもうやめて」と言いながらも、実は嬉しい。…はず…
ホント、美味しくて、おバカで楽しい一日になった
……ただ、その代償は大きかった
帰ってから、足の付け根からお尻の辺りが、足がもげそうなくらい痛くなった
ストレッチをしたり、温めたりして頑張ったわたしの足を労ってやった
そんな努力してみてもなかなか良くならず、昨日は鍼灸院へ…
事情を話すと、いつもより長くて太い鍼を使い、電気まで流してくれた
ありがたい♡
あれだけ痛かった体が、帰りには驚くほど軽い。
腕のしびれや肩の痛みも見てもらって、
完全ではないけれど、ずいぶん楽になった。
無理をすると、ちゃんと体に返ってくる。
久しぶりのヒールが、それを教えてくれた。
でも――
あの日、娘を探して歩き回った時間は、本当に楽しかった♪
身体は正直…
思い出は、ちゃんと残る!

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