ドラマを見て過ごす休日
Amazonprimeでドラマを見ることにした。
久しぶりに見るドラマは新鮮で面白い。別の世界へ入り込ませてくれる。
ドラマはとあるウェブ制作会社に務める女性が主人公で、彼女は定時に帰ると決めている。
そう!吉高由里子、向井理が出演している【わたし、定時で帰ります。】だ。
その理由は彼女が過去に働いていた会社で無理をし過ぎて命を落としかけたからだった。
もちろん定時で帰るにはキチンとその日のうちに仕事を終わらせなければいけない。
彼女の要領の良さや可愛らしい性格。彼氏との結婚も間近なのに、職場に元カレが戻って来た!
産休で休んでいた先輩も復帰。新たに買収した会社の社員も加わりそこでも問題。新入社員も打たれ弱く何かあるとすぐに辞めちゃう。見ていて目が離せません。笑
学生の頃は自分の気の合う人、同じ価値観な人とつるんでいればよかったけど、会社に入るといろんな人とチームを組んで一つの成果を出さないといけない。価値観の違う人と協力し合ってお互いに足りないところを補い合いながら進めていくのが仕事でそのための人付き合い。
完璧な人なんてどこにもいない。
何かしらの欠点を抱えながら生きてるんだ。
結婚相手にしてもそう、自分の理想で条件をきめてしまうと、それに当てはまる人なんてほとんどいない。
家族は一番身近で一番小さな会社、身近な他人とどうやって関わっていくか。
そういう考えると、我が家は倒産したことになるのか?
家での親の在り方は子どもに及ぼす影響は計り知れない。
有難いことに我が子達は素直にそれなりに成長してくれたと思っている。
気を張らず、何かの決まりに雁字搦めにならないように、人にはある程度の逃げ場が必要だよね。
置かれたところで咲きなさい。
なんて言葉がある。自分のいるところに不満ばかりいうのではなくて、その場で精一杯努力して一花でも二花でも咲かせることはできる。といった感じの言葉なんだけど、また別の話で、「石」の話がある。
それは、ある「石」を市場に持っていき「これを買ってください。」と道行く人に持ちかけると「100円で買いましょう。」という。
場所を変えて宝石店に持って行き同じことを言うと、なんと「10万円で買いましょう。」といった。
さらに博物館ヘ持って行くと「1000万で買いましょう!」と言われた。
「モノ」はその場所によって価値が変わるというお話。
どっちも納得できるけど、内容は反対のこと言ってるように聞こえるね。
置かれたところで咲かなきゃだめ?
ドラマの舞台はウェブ制作会社。
そこで繰り広げられる恋愛に仕事に働き方、結婚?独立?育児休暇に仕事復帰、今時の新入社員は…、パワハラ・セクハラ、家庭内のすれ違い。。。問題のデパートで毎回見ていて飽きない。
こうして企業で働く主人公達を見ていると、「私もあの時あの企業に入社していたらなぁ…。」と思わずにいられない。
思ったところで過去は変えられないのは分かっているけど、やり直せるとしたら学生結婚せずに内定をもらっていた大手企業に就職したい。
それも、もう30年も前の話になってしまった。
置かれたところで咲きなさい。
マザーテレサに諭されているようだ。
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